詐欺被害
無数に存在する投資顧問ですが、全て良い投資顧問というわけではなく詐欺目的で活動をしている悪徳投資顧問も多くいます。自分の資産を守るために悪徳投資顧問の見分け方、優良投資顧問の判断材料などを詳しく紹介します。

投資顧問業者の中には初心者や高齢者、投資の知識があまりない利用者に対して悪質な詐欺行為を働く業者があります。
業者は様々な手口と甘い言葉で利用者を騙し、被害者に仕立て上げようとしてきます。
そうしたたちの悪い業者の手口に引っ掛からないようにする為には、事前にその業者の手口や特徴などを知っておかなくてはなりません。
良い業者とそうでない業者の見分け方には大きく分けて3つの方法があります。
それは投資顧問業者のホームページ、提供されている無料情報、電話対応のチェックです。
表面的にはどれだけ良い業者を装っていても、この3つだけは誤魔化しが効きません。
投資顧問業者を利用する前に必ずこれらのチェックをしておけば、詐欺による被害を回避することが出来るでしょう。

ホームページが安っぽい投資顧問業者に注意!

ホームページを見ている様子悪質な詐欺行為を働く投資顧問業者の特徴にはサイトの作りが荒かったり、内容が薄いといった点が挙げられます。
初見でのホームページの印象もあまり良くなく、必要最低限の情報と相手を騙すための甘い言葉や誇張された表現が目立ちます。
しかし、悪質な業者がこのような粗雑なホームページを作成している事には理由があります。
まず、詐欺行為を働く業者には利用者に満足して貰えるような情報やサービスを提供しようといった発想はありません。
業者にとっては利用者から利用料を引っ張り出す事が重要だからです。
利用料を引っ張り出すには利用者の射幸心を煽るようなキーワードや数字を並べて行けば良く、サイトの見易さや使い易さ、サービスの質等は必要ありません。
業者が狙っているのは利用者の利用料ですから、稼げないと判断できたらさっさと会社をたたんで新しい会社を作りたい訳です。
一々会社をたたむ理由は、利用者から苦情や訴えられたときに責任の追及を逃れる為です。
訴えられる前に会社さえ潰してしまえば関係者は法人会社の責任者から一般人に戻るので、楽々と逃げ切る事が出来ます。
問題のある業者はこうした手口を利用して延々と詐欺行為を働いています。
大げさな表現ばかりが目立ち、内容が薄く全体的に粗悪な作りとなっているサイトは悪質な手口で利益を貪っている業者であると判断してよいでしょう。

特定商取引法の表記があるかも判断材料になる

この他にも優良業者かどうかを知る事が出来る有効な見分け方があります。
まず、特定商取引法の表記がされているかどうかです。
これを簡単に説明すると、利用者に対して違法行為や悪質な勧誘行為等をしませんといった約束事です。
当然、表記会社であればホームページ内で確認することが出来ます。
もう1つは「○○財務局長○○第○○号」といった内容をホームページ内に記載しているかどうかです。
会社が投資助言業務や代理業を行うためには財務局にその申請と登録をする必要があり、それをサイトに表記する必要があります。
こちらも表記会社であれば問題ありませんが、そうでなければこの業者とはいずれ連絡が取れなくなったり、サイトが突然閉鎖されたりする可能性が高いと見て良いでしょう。
優良な表記会社であれば、利用者が気付くような箇所に必ず表記してあります。
しかし、表記会社であれば直ぐに信用して良いという物ではありません。
その表記会社が国内業者であるかどうかもチェックする必要があります。
ホームページ内にある会社概要を調べて会社の所在地、責任者、従業員数などが細かく記載されているかどうかを見ます。
この際に会社の所在地が何処であるかを確認します。
もしも、会社概要や所在地等の記載がされていなければ怪しい会社であると判断しても良いでしょう。
また、会社の所在地を地図で確認するのも有効です。
ストリートビューを使用して会社を確認してみると田んぼの中にプレハブが置いてあるだけだったり、潰れた喫茶店だったりなどというケースがあります。
実体の良くわからない会社も悪質な会社である可能性が高いので利用を控えた方が無難です。
細かい所も取り上げるならば、サイト内に書かれている説明やデータが古いままで更新されていない場合、そこもあまり良いサイトと言えません。
そもそも株をはじめとした有価証券は法律の改正や訂正など決まりごとが変わり易い特徴があります。
こうした情報を蔑ろにした場合に被害を被るのは業者と利用者の両方です。
優良なサイトであればそれらの情報を知らせる為のページを設けていたり、メールでいち早く知らせてくれたりします。
投資顧問業者のホームページを確認するだけでも優良か否かの見分け方がこれだけ沢山あります。
大切な資産を守る為にもホームページに記載されている情報に不審な点は無いか、1つ1つ丁寧にチェックをしてから利用するようにしたいものです。

無料提供情報がない投資顧問を避けるべき理由

個人投資家が投資顧問業者を利用する主な目的は、株式等の有価証券の投資判断に対してアドバイスをして貰う為と言えます。
ですから業者を選ぶ際の判断基準は提供される情報の質になります。情報の質の良し悪しはホームページやメールマガジン等の無料情報で判断すると良いでしょう。
しかし、業者の中には無料情報の提供をしていない所があります。結論から言ってしまうと、そうした業者は悪質な業者の可能性が高いので利用する事は控えた方が良いでしょう。
例えばスーパーの食材売り場なら試食、車ならば試乗、洋服であれば試着は当たり前です。
自分達の販売している商品を良いと思い自信を持っているならば、少しでも多くの人にその良さを理解してもらおうとするからです。
そしてそこから少しずつ信頼を築いて行き長期的な付き合いをしていこうとします。ですが悪質な業者はそうした信頼や信用といった関係を嫌います。
運営を続けても採算が合わない、嘘の実績がばれる、利用者とのトラブルから逃れる為に、会社を潰し易くしておきたいからです。
つまり身軽な程都合が良い訳です。また「絶対」や「確実」等のキーワードを並べただけで、具体的な説明がされていない内容ばかりのサイトは社内に専門家がいるのかどうか非常に怪しいと言えます。
統計データを用いるにせよ独自の分析をするにせよ、具体的な理由と根拠が提示されていないようではアドバイスとは言えませんので候補から外すのが無難です。
これと同様に注意したいのが嘘の実績です。例えば会社の設立から間もないにもかかわらず、設立以前の日付での成績が掲載されているといった矛盾した内容です。
ホームページに○○賞受賞と大きくアピールされていたので、その賞について調査してみるとそのような賞はどこにも無かったという話もあります。
悪質な業者はこうした嘘の実績を堂々と掲載していたりするので、ついうっかりと信用してしまいがちです。
嘘の実績と言えるかどうか難しい面がありますが、業者が購入した株を推奨銘柄として利用者に紹介し、価格が高騰した所で売り抜けて後に実績として掲載すると言う、かなりグレーな内容の話が広まった事もあります。
いずれにしても嘘の実績や誇張された実績をゴリ押ししてくる所は避けた方が良いと言えるでしょう。

優良投資顧問は無料情報が充実している

メールマガジンの通知が来たスマホではその一方で優良な業者はどのような活動をしているかと言うと、メールマガジンを主体とした無料情報にそれまで培ってきたノウハウを惜しみなく注いでいます。
例えば過去のメールマガジンのバックナンバーを無料で購読出来たり、ホームページ内に日々の推奨銘柄情報、戦略等を掲載していたりします。
また、初心者にも配慮して経済・株式の基礎からファンダメンタル・テクニカル分析の説明や投資方法まで幅広くサポートしています。
当然ですが、評判や口コミは優良業者の方が圧倒的に良いものとなっており、無料情報を全く提供していないサイトの評判は芳しくありません。
例えば株マイスターやトレーダーズブレインマーケットの口コミ評判を見て頂ければわかるかと思います。
良い口コミばかりという投資顧問はむしろ自作自演かもしれませんので、むしろ疑った方が良いでしょう。高評価が多いけれど低評価もあるというのがリアルな評価ではないでしょうか。
では、有用性の高い情報を多く提供している業者は信頼度が高いと言えるのかというと残念ながらそうでもありません。何故なら悪質な業者もメールマガジンや無料会員登録等を用いて無料で情報を提供するようになってきたからです。
しかしながらメールマガジンや会員の登録には悪質な業者の特徴が見え隠れしています。例えば執拗に電話番号を聞いてくる所は業者間で個人情報をやり取りしていたりするので要注意です。
また、メールマガジンの購読を拒否しても送り続けてきたり、配信の停止をお願いしても無視したりする業者も悪質と言ってよいでしょう。投資顧問業者を選択する際は、はじめにホームページを確認して問題が無いかどうかを確認しましょう。
特に問題が無ければ無料のメールマガジンに登録して様子をみることをお勧めします。そこから強引な勧誘や個人情報の要求等がなければほぼ安全です。
最後に日々のメールの内容をしっかりとチェックして、自分に合っていると判断出来たら利用するようにしましょう。

問い合わせの対応が悪い投資顧問は選ばない方が良い

利用しようとしている投資顧問業者が信頼出来るかどうかをホームページの内容や実績、メールマガジンの内容から判断すれば悪質な業者を回避できる可能性は高まります。
しかし、より確かな業者を選んで利用したいと言うのであれば、相手と直接やり取りが可能な「問い合わせ」をして相手の電話対応能力とサポートの質を確認するのが良いかもしれません。
もしも利用しようとしている業者が優良であれば、電話対応の質は高いはずです。
何故ならば利用者と直接やり取りをした際に、相手の疑問に上手く答えられなかったり曖昧な返答しか出来なければ、会社の評価や信用が一気に落ちてしまうからです。
最悪の場合、利用をストップされかねません。
それ以上に恐ろしいのは、その内容がネットで口コミとして広まってしまう事です。
このように電話対応はその会社の評価を簡単に変えてしまうだけの影響力を持っています。
こうしたトラブルを引き起こさない為にも優良な業者は電話対応に力を入れています。
投資に関する知識が豊富なスタッフを常駐させ、利用者の幅広い質問に対し的確にアドバイスが出来るような体制を取っています。
利用者の説明が下手でも、会話が上手く噛み合わなくても時間をかけて丁寧に説明してくれるのも特徴として表れています。
一方、悪質な業者の電話対応ですが、質問から逃げる・はぐらかすのが基本となっています。
利益にならない事には労力を使いません。特に都合が悪い内容についての対応は最悪で、終始歯切れが悪く曖昧な返答が続きます。
中には厳しく追及を続けていたら一方的に電話を切られ、その後の問い合わせには一切応じてくれなくなってしまったという話もあります。
こちらの質問に対して歯切れが悪かったり即答出来ないのは、それに答えられるだけの知識が無いからです。
電話のサポートといった重要な業務をこなせないという事は、その業者内のスタッフやアドバイザーの質は高くない可能性があります。
そうしたアドバイザーの助言を参考にして投資をするのは余りにも危険ですし、都合が悪くなったら逃げられるのが目に見えています。
こうした対応を見せる所からはさっさと手を引いてしまうのが最善です。しかし電話対応してくれるだけでもマシだったりするのが現実です。
中には株式市場が開いている間に問い合わせたのに繋がらないといったケースがあります。
酷い所になるとメールのやり取りしか受け付けておらず、実際にメールを送信しても全く返事が来ないという冗談のような実例もあります。
問い合わせをしても繋がらない、メールフォームでしかやり取りが出来ないような業者は考慮する余地もありません。

サポートに関する質を調べる方法

こうしたサポートの質を事前に確認するには、疑問に思ったことを予め紙に書くなどして整理しておいてから問い合わせてみるのが良いでしょう。
他の見分け方よりも確実ですし、疑問も解決出来ますから一石二鳥です。
ただ、気になる業者が複数になる場合は作業が大変になりますし、時間が掛かるというデメリットがあります。
そこで活用したいのがネットにある口コミ・評判サイトです。
自分が気になっている所を含む、あらゆる業者の良い点と悪い点が実際の利用者達によって評価されています。
このようなサイトを利用するメリットは他の人達がどのような見分け方をしているのかを知る事が出来る点です。
色々な見方や考え方が出来るようになれば、判断の正確さも向上するはずです。
投資顧問業者の様々な判断方法を紹介してきましたが、最初はある程度自分の感覚で良さそうな所をピックアップし、それから口コミ・評判サイトでフィルタリングをする事で幾つかの候補に絞ると良いかもしれません。
それから各業者の具体的なホームページの内容、メールマガジンの質、電話対応のレベルを比較して、最終的に利用したい所を決めれば、納得の行くサービスを受ける事が出来るようになるでしょう。

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